自炊用スキャナScanSnap長持ちの秘訣(長文)
この表情はウッディと絡ませるしかないやろ~~
と思ったのでポチりました。お手頃価格で出来もいいし
POP UP PARADEシリーズに最近ハマってます^^
こんにちわ、店長です
今回は店長愛用の自炊用スキャナ
「ScanSnap ix500」を限界突破するまで使い込んだ方法と
コツのようなものを記述します。
漫画本自炊のかなりマニアックな内容になるので
興味のない方はスルー推奨します。
※おことわり※
こちらの記事はメーカー公認ではありません。
あくまで個人で成功したスキャナーの長持ちさせた方法です。
ix500、ix1400、ix1500、ix1600と同じローラーを使用していますが
あくまでix500での成功例です。
この方法で絶対にできるわけではありません(^_^;)
・・・といろいろ逃げを打っておいてから始めていきます^^
メーカー推奨のローラー交換時期は公式情報によると
通常は20万枚、もしくは1年ごとに交換しましょう
となっていますが、店長は過去2回交換した枚数は
「59万枚」と「54万枚」です。
こまめなメンテナンスと清掃をするとここまで使えました。
長持ちさせる3か条
その1:ホコリから守る
これはもう簡単です。
使わないときにはスキャナーにカバーをかけましょう
このスキャナーはホコリに非常に弱いです。
少しでも長持ちをさせる為に、専用カバーを購入しましょう^^
ScanSnapシリーズ用の専用カバーは機種により異なります。
・ix500は専用カバー
・ix1400、ix1500、ix1600は共用カバー
という感じです。外のメーカーは残念ながら調べてません(´・ω・`)
通常価格は1,980円。ただのカバーにしてはちょいと高い気もしますが
あると幸せになれますよーー。
専用カバーを買おう
こんな感じに被せる専用のカバーです。
使わない時はホコリ防止のカバーを付ける。
単純なようですが、長持ちさせるには大事なことだと思います^^
カバーを安く買う方法
こちらは定価は1,980円ですが、ユーザー登録をして
ScanSnapアンバサダーに登録すれば、優待販売で購入できます。
(ix500は1980円→1480円(送料込み)でした)
おそらくそれぞれの機種でも価格は変わらないと思います・・・
アンバサダー登録
アンバサダーに登録していればこちらのページからログイン後
優待販売サイトへ行くと購入ページに入れます。
このカバーは特価で販売しているところが皆無なので
恐らくこちらが最安値の販売と思われます。
色々とお得情報も入手できるので、このスキャナー買ったら
ユーザー登録とアンバサダー登録はしたほうが良いです。
その2:絶対にやってはいけない掃除方法
長持ち・・・というか、故障の原因になる掃除方法を書きます。
このスキャナーの清掃時に絶対にやってはいけない清掃方法が
エアダスター等で空気を吹き飛ばして掃除することです。
空気を吹いて清掃すると、稀にスキャナーのガラス内にホコリが入り
通常の清掃方法では取れないホコリがスキャンユニット内に入り
永遠に取れないタテ線がスキャンされる・・ということがあります。
こうなると、個人でホコリを取ることはできません・・・
メーカー修理・・ということになります。
店長は一度これをやってしまいました(^_^;)
清掃時の教訓は
吸うだけ
拭くだけ
絶対に吹かない
を守りましょう^^
その3:掃除方法指南
禁則事項を話しましたので、続いて清掃方法を書いていきます。
このスキャナーは漫画の自炊をしていると内部がかなり汚れます。
主につく汚れはホコリですが、本についている紙粉や
裁断時にギリギリを狙うと裁断面付近に残ってしまう
剥がれきれてない糊がガラス面に付着します。
紙粉がつくとスキャン面に細いタテ線がでてしまいますし
糊がガラス面につくと幅広いタテ線が出てしまいます。
紙粉がつく防止方法としては、スキャン前にお札を数えるように
本をバッサバサとさばいたりするのが有効です。
ちょっとやりすぎという位、バサバサ本をさばきましょう^^
裁断本からホコリを取る動作はこんな感じです。
用意する清掃用具
・無水エタノール(清掃用)
・100均で売っているスプレーボトル
使っていると内部にホコリが溜まってきますので
ソレを拭き取るのに必要なのがこちら。
霧状に吹けるスプレーボトルに無水エタノールを入れ
キムワイプを二つ折りか三つ折りにして2~3回吹き付けましょう。
あると便利なもの
・モデルクリーニングブラシ(タミヤ製)
・上海問屋製、卓上クリーナー↘↘これです↘↘
クリーニングブラシは、さっとホコリを取るのに適してますが
ちょっとお高いです(1800円位)あると便利ですが、無くても平気です。
卓上クリーナーは広範囲のホコリを吸い取れて、スキャナー内の色んな所を
ガシガシ掃除できます。こちらはドスパラで1000円位で売ってます。
掃除するところ
二つ折りか三つ折りにしたキムワイプに、スプレーボトルに入れた
無水エタノールを2~3回吹きつけ湿らせてから拭きます。
フタを開けて紙が通るところはまんべんなく拭き取りましょう。
このとき、ゴムローラーを拭き取ってはいけません。
(ゴムローラー清掃方法は後半で書きます)
特に重要なのは、赤線で記したスキャンユニット部のガラスです。
ここに汚れがついていると、全てのページに縦線が入ってしまいます。
拭き取りの頻度は本の状態にもよりますが、店長は1~3冊ごとに拭いています。
古い本や、出版社によって異なります。新しい本や、紙質が良い雑誌などを
スキャンする時は、10冊以上掃除しなくても大丈夫なこともあります。
ゴムローラーの清掃
4つあるゴムローラー部分は頻繁には掃除する必要はありませんが
見た目でホコリが付着しだしたり、スキャンした本の上部に
黒い汚れが見えだしたら掃除をしましょう。
清掃の頻度は2~30冊に1回でOKです。
こちらのローラーは外れないので、掃除をする時はフタを開けた状態で
スキャンボタンを長押しし、ランプを点滅状態の清掃モードにし
三つ折り以上にしたキムワイプに無水エタノールを吹き付けてから
ローラー部に合わせ、スキャンボタンを何度か押して清掃しましょう
少しずつ左右にズラしながらスキャンボタンを7~8回押おして
ローラーを回しながら拭き取ります。
拭き取り時にキムワイプを強く押さえつけてしまうと
内部にキムワイプが巻き込まれますのでソフトタッチ推奨。
(万が一巻き込まれたら、スキャンボタンを何回か押すと排出されます)
拭き取るのはこの部分です。汚れていればキムワイプが真っ黒になるはずです。
指で触って、ツルツルになっているときも掃除をしたほうが良いです。
大事なローラーは上2つです。ぶっちゃけ下二つのローラーは
それほど掃除頻度は高くありません。
ローラーは目にそって拭くべし
給紙ローラーとブレーキローターもたまには掃除しましょう
取り外し後、ローラーをエタノールを吹き付けたキムワイプで拭くのですが
写真の矢印のように、目に沿って拭きましょう。
目に沿って拭かないと、僅かですが表面のゴムを削ってしまうので
結果的に寿命が短くなります。これは店長が昔ドットプリンターの
修理仕事をしているときに教わった知識です。
又、ビシャビシャに濡らしたキムワイプで拭いてもダメです。
エタノールを2~3回軽く吹き付けたキムワイプで拭きましょう。
液体をつけすぎて拭くと、ゆっくりですが表面が固くなってきます。
表面が固くなると、給紙時に紙すべりが発生します。
番外編:ローラー交換について
長年使っているとローラーは摩耗します。
メーカー推奨は20万枚、もしくは1年ごととなっています。
ローラーが摩耗すると起きる症状は
・紙詰まりで止まる
・複数枚を給紙して止まる。
ということが起きてきます。
上記で説明したローラー清掃をしても改善しなければ
ローラーの交換時期かもしれません。
ローラーの交換時期の見極め
上記のような症状が出てきたら、ローラーを外して表面の状態を
確認するのも目安です。
こちらの比較写真を御覧ください。
左は新品のローラー、右は50万枚以上スキャンしたローラーです。
見ての通り、ゴムの溝が無くなりツルツルになっています。
横から見るとかなりゴムが削れているのがわかります。
こうなるともう交換したほうが良いです。
こちらも左は新品、右は50万枚使用したローラーです。
やはりかなり削れています。
ただこのローラーセット・・・・7000円位とは高いですよね(^_^;)
セットでの販売じゃなくゴムローラーだけで売って欲しいです。
以上、簡単ではありますがScanSnap ix500の清掃方法でした。
新機種のix1400やix1600は触ったことがありませんが
基本的には同じ構造ですので、概ねこの清掃法で通じるかと思います。